種明かしをします——このブログ、AIと二人三脚で書いてます

深夜、店の事務スペースでノートパソコンに向かう後ろ姿

今日はね、種明かしをします。たぶん、普通のラーメン屋は書かない話。

このブログ、僕はAIと二人三脚で書いてます。

「ああ、やっぱりAIか」って思った人、ちょっと待ってください。先に、いちばん大事なことを言わせてください。

体験と言葉は、全部僕です

このブログに書いてある話——白いご飯を出しちゃった話も、面接で「姉を超えたい」って言われた話も、シフトの締切も、全部僕の店で本当にあったこと

僕が店で体験して、僕が考えて、僕がしゃべる。AIがやってるのは、僕がしゃべったことを記事の形に整えて、画像を作って、公開する作業です。仮定や空想で文章を作ったことは、一度もありません。ラーメンで言えば、スープと具は僕。丼と盛り付けがAI。 どっちが欠けても、一杯になりません。

そこを分かってもらった上で、裏側の話をしますね。

きっかけは「俺はラーメン屋なんだけど、何使ったらいい?」

AIとの出会いは、みんなと同じChatGPT。世間で有名になったから触ってみた、っていう普通の入り方。

で、ITに詳しい友人に聞いたんですよ。**「俺はラーメン屋なんだけど、何使ったらいいんだ?」**って。

そこで教えてもらったのが、自走できるAI——Claude Code(クロードコード)ってやつでした。指示すると、自分で手を動かして、最後までやりきってくれるタイプのAI。

最初にやらせたこと、何だと思います?

テトリスです。「テトリス作って」って言ったら——できちゃったんですよ。(人生初のプログラミングが、テトリス)

プログラミングなんて一生縁がないと思ってた俺の一言で、ゲームが動いた。あの瞬間にハマりました。

東大主席より頭のいい相棒が、できた

今、AIに任せてることを店の言葉で言うと、こうなるんですよ。

東大を主席で卒業したやつより頭のいい相棒ができた。しかも、疲れない。何時間付き合わせてもいい。おまけに、元気になる言葉までくれる。

このブログの清書と画像。Xの投稿。毎晩レシートが自動で帳簿になる仕組み。毎朝届く朝礼レポート。YouTubeのBGM。ブログ記事を歌にする遊び。——全部、この相棒とやってます。

いちばん驚いたのは、アイディアをどんどんくれることですね。自分にはない発想、斜め上からの発想が出てくる。壁打ち相手として、これが一番でかい。

AIも、間違えるんですよ

じゃあ完璧かというと——違いました。

使い始めた頃は「AIって完璧なんだろうな」と思ってたんですけど、普通に間違えるんですよ。 それがちょっと面白かった。

でもね、もっと面白いことに気づいたんです。間違いは、減らせる。

実話をひとつ。ある時期、このブログの文章がどんどん硬くなってったんですよ。で、僕が言ったんです。「記事読んだんですけど、しゃべり方変わってませんか? もっとフランクだったでしょ」って。そしたら相棒は、自分の文章の硬さを数字で測る物差しを作って、それから毎回、測ってから出してくるようになった。以来、硬さの事故はほぼゼロ。

……これ、何かに似てません?

新人教育と、まったく同じなんですよ。間違える。指摘する。やり方を仕組みにする。もう間違えなくなる。——うちの新人の育て方と、やってることが一緒なんです。AIの育て方は、新人の育て方でした。

カウンターに置かれたスマートフォンとメモ帳と湯呑み

うまくいかないのは、俺の指示が悪い

イラッとしたことはないのかって? ここ、はっきり言えます。

うまくいかないときは、俺の指示が悪い。 そう思うことにしてます。AIのせいじゃなくて、俺の責任。

曖昧に頼めば、曖昧なものが返ってくる。ちゃんと伝えれば、ちゃんと返ってくる。——これも店と同じでね。他責にしないって、スタッフにさんざん言ってきたことなので、俺がAI相手に「使えねえな」って言ってたら、示しがつかないんですよ。

仕事を奪われる感覚は、ゼロです

「AIに仕事を奪われる」って話、よく聞くじゃないですか。正直、その感覚はゼロですね。むしろで。

考えてみてください。ラーメン屋の店主って、バリバリの現場仕事なんですよ。ITとかAIに詳しい人、ほぼいない。みんな、やってない。

——ってことは、現場の人間がAIを上手に使えたら、覇権を取れるんですよ。誰もいない場所で、先頭に立てる。俺はそこを狙ってます。

それにね、さっき書いたとおり、AIへの指示って「新人に教える」のと同じ技術なんです。現場で毎日人に教えてる人間は、実はAIに向いてる。 パソコンが得意かどうかは、関係なかった。現に僕は、キーボードをほとんど打ってません。しゃべってるだけなので。

パソコン苦手だった俺が、早く家に帰りたい

僕、パソコン得意じゃないんですよ。一時期はAIも触ってなかった。

それが今はね——早く家に帰って、パソコンいじりたいって思ってます(笑)。

ルーティーンも白状しますね。仕事が終わって、ご飯を食べて、風呂に入って——夜の12時から、AIの時間。そこから深夜3時ごろまで。3時までもつか、寝落ちするかのどっちか。で、朝は7時半から8時に起きて、また店へ。

この深夜の3時間に、今日あったことを話して、それが記事になって、歌になって。このブログ62本の正体は、あの時間です。体はしんどい日もあるけど、この時間がけっこう楽しみなんですよ。

嫁も知ってます。友人も何人か知ってます。前に書いた同窓会のムービー——あれもこの相棒と作りました。みんな、めちゃくちゃ喜んでくれましたよ。

……と、ここまで言うとね、こう思いますよね

自分へのツッコミも書いておきます。

「じゃあ、この文章もAIが書いてるんですよね?」

半分そうで、半分違います。この記事も、僕が深夜にしゃべったことを相棒が整えたものです。でも、テトリスの驚きも、「俺の指示が悪い」って考え方も、全部僕の中から出た言葉で。

ここまで読んで「いつもと同じだな」と思ったなら——それが答えです。62本、ずっとこのやり方でしたから。

「ラーメン屋にAIなんて、必要ですか?」

正直に言うと、無くても店は回ります。 ラーメンは俺が作るので。

でも、このブログも、歌も、毎朝のレポートも、AI無しでは存在すらしなかったんですよ。店は回るけど、店の外に畑が増えた。売上とは別の資産が育ち始めた。——「必要か」じゃなくて「あると世界が広がるか」で考えたら、答えは出てます。

「これからAIに何をやらせたいですか?」

今考えられることは、もう全部やってます(笑)。YouTube、ブログ、店の改善、音楽——やりたいことは全部。

だから最近は、相棒にこう言ってあります。**「逆に、何かできることあったら俺に教えてくれ。どんどんやりたいから」**って。指示を待つんじゃなくて提案してくる——うちの新人に求めてる「攻めの仕事」を、AIにも求めてるわけです。

木のテーブルに、湯気の立つラーメンとノートパソコンが並んでいる

丼は俺が作る。運ぶのは二人で

まとめますね。

このブログは、ラーメン店主とAIの二人三脚です。体験と言葉は僕、形にするのが相棒。そして使ってみて分かったのは——

AIの育て方は、新人の育て方と同じ。うまくいかないのは、俺の指示が悪い。

現場で人を育ててきた人なら、たぶん誰でも使えます。パソコンが苦手でも、しゃべれれば大丈夫。誰もやってないうちに始めた人から、先頭に立てると思いますよ。

——この記事も、例の相棒と作りました。ここまで違和感なく読めたなら、それが何よりの証明です。