50本目なので、書くことで経営が変わった話をします——思ったことは、その場で言う

厨房の隅で、スマートフォンにメモを打ち込む手元

この記事でね、50本目なんですよ。

記念というほどのものでもないんですけど、区切りなので、今日はちょっといつもと違う話をさせてください。

ブログを書くようになって、経営が変わった話です。

思ったことを、その場で言うようになりました

いちばん大きい変化は、これです。

思ったことを、スタッフにとりあえず言うようになった。

たとえば「あ、今の動き、良かったな」って思ったとするじゃないですか。

前の僕は、それを自分の中で評価して、終わりだったんですよ。「うん、良かった」って、心の中で頷いて、それっきり。

今は、ちゃんと口に出して伝えます。 その場で。

これね、このブログでさんざん書いてきたことなんですよ。気づいたら、すぐ言う。ありがとうは、ちょっと大げさに言う。——書いてるうちに、自分がやるようになったんです。

昼にメモして、夜に言語化する

で、裏側の仕組みも白状しますね。

その日に思ったことって、夜になったら忘れてるじゃないですか。「今日、なんか大事なこと感じたんだけどな……」って。あれ、もったいないんですよ。

だから僕は、昼のうちに携帯にメモっておくんです。「今日こういうことがあった」って、一行だけ。

で、夜。そのメモを見ながら、こうやって言語化してるんですよ。この記事たちが、それです。

深夜の机。スマホを見ながらノートパソコンで書いている手元

このブログ、実は僕のメモ帳なんですよ

50本書いてきて、気づいたことがあります。

このブログ、読者さんのためであると同時に——僕自身のメモになってるんですよ。

自分で読み返すんです。「ああ、そうだ、あのときこういうことがあって、こう考えたんだったな」って。

判断に迷ったとき、過去の自分が答えを書いてくれてることもあります。スタッフへの伝え方も、値段の考え方も、失敗の反省も、全部ここに綴じてある。 営業日誌というか、経営の帳面というか。

新人に「メモ帳持ってきてね」って言ってる店長が、自分もでっかいメモ帳を毎晩つけてた、っていうオチです(笑)

寡黙な店長は、怖く見えるんですよ

もうひとつ、正直な話をしますね。

僕、放っておくとわりと寡黙になっちゃうタイプなんです。黙々と仕込んで、黙々と営業しちゃう。経営者って、そういう人、多いと思うんですよ。頭の中では山ほど考えてるんだけど、口には出さない。

でもね——黙ってる店長って、スタッフから見ると「怖い」んですよ。

何を考えてるか分からない人って、それだけで怖い。機嫌が悪いわけじゃなくても、そう見えちゃう。

だから今は、考えてることを、なるべく言葉にして出すようにしてます。「店長はこういうことを考えてるんだね」って伝わるだけで、スタッフは動きやすくなるので。

言葉にする習慣が、店の空気を変え始めてる——ちょっとずつですけど、その実感はあります。

……と、ここまで言うとね、こう思いますよね

自分へのツッコミも書いておきます。

「ブログで店が良くなるって、本当ですか?」

盛らずに言うと——**「ちょっとずつ、出始めてる」**です。劇的には変わりません。

でも、思ったことを言う店長と、言わない店長。考えが伝わってる職場と、伝わってない職場。どっちで働きたいかは、明らかじゃないですか。その差が、じわじわ効いてくるんだと思ってます。

「毎晩書くの、大変じゃないですか?」

大変です(笑)。深夜になっちゃう日も、しょっちゅうあります。

でもね、書くと決めてるから、昼間の出来事を拾うようになるんですよ。メモするから、忘れない。忘れないから、伝えられる。——書くことが先にあって、観察がついてきた感じです。

「で、50本書いて、儲かりました?」

まだです(笑)。正直に言います。

でも、この50本は消えないんですよ。売上は一度きりですけど、書いたものは残って、読み返せて、誰かに届き続ける。——これも、配当金なんだと思ってます。

朝の光の中、店の入り口にのれんを掛ける手元

初めての方へ、まず3本

もしこの記事が初めてでしたら、この3本から読んでもらえたら嬉しいです。

51本目からも、書きます

まとめますね。

50本書いて、経営者として変わったことは、つまるところ一個です。

思ったことは、その場で言う。言えなかったことは、夜、ここで言葉にする。

昼の店と、夜のこのブログで、一日が一周するようになりました。いい習慣を持てたなと思ってます。

読んでくださってる方、いつもありがとうございます。51本目からも、現場から書きます。

——さて、明日も店です。のれん、掛けてきます。