50本目なので、書くことで経営が変わった話をします——思ったことは、その場で言う
2026-09-08

この記事でね、50本目なんですよ。
記念というほどのものでもないんですけど、区切りなので、今日はちょっといつもと違う話をさせてください。
ブログを書くようになって、経営が変わった話です。
思ったことを、その場で言うようになりました
いちばん大きい変化は、これです。
思ったことを、スタッフにとりあえず言うようになった。
たとえば「あ、今の動き、良かったな」って思ったとするじゃないですか。
前の僕は、それを自分の中で評価して、終わりだったんですよ。「うん、良かった」って、心の中で頷いて、それっきり。
今は、ちゃんと口に出して伝えます。 その場で。
これね、このブログでさんざん書いてきたことなんですよ。気づいたら、すぐ言う。ありがとうは、ちょっと大げさに言う。——書いてるうちに、自分がやるようになったんです。
昼にメモして、夜に言語化する
で、裏側の仕組みも白状しますね。
その日に思ったことって、夜になったら忘れてるじゃないですか。「今日、なんか大事なこと感じたんだけどな……」って。あれ、もったいないんですよ。
だから僕は、昼のうちに携帯にメモっておくんです。「今日こういうことがあった」って、一行だけ。
で、夜。そのメモを見ながら、こうやって言語化してるんですよ。この記事たちが、それです。

このブログ、実は僕のメモ帳なんですよ
50本書いてきて、気づいたことがあります。
このブログ、読者さんのためであると同時に——僕自身のメモになってるんですよ。
自分で読み返すんです。「ああ、そうだ、あのときこういうことがあって、こう考えたんだったな」って。
判断に迷ったとき、過去の自分が答えを書いてくれてることもあります。スタッフへの伝え方も、値段の考え方も、失敗の反省も、全部ここに綴じてある。 営業日誌というか、経営の帳面というか。
新人に「メモ帳持ってきてね」って言ってる店長が、自分もでっかいメモ帳を毎晩つけてた、っていうオチです(笑)
寡黙な店長は、怖く見えるんですよ
もうひとつ、正直な話をしますね。
僕、放っておくとわりと寡黙になっちゃうタイプなんです。黙々と仕込んで、黙々と営業しちゃう。経営者って、そういう人、多いと思うんですよ。頭の中では山ほど考えてるんだけど、口には出さない。
でもね——黙ってる店長って、スタッフから見ると「怖い」んですよ。
何を考えてるか分からない人って、それだけで怖い。機嫌が悪いわけじゃなくても、そう見えちゃう。
だから今は、考えてることを、なるべく言葉にして出すようにしてます。「店長はこういうことを考えてるんだね」って伝わるだけで、スタッフは動きやすくなるので。
言葉にする習慣が、店の空気を変え始めてる——ちょっとずつですけど、その実感はあります。
……と、ここまで言うとね、こう思いますよね
自分へのツッコミも書いておきます。
「ブログで店が良くなるって、本当ですか?」
盛らずに言うと——**「ちょっとずつ、出始めてる」**です。劇的には変わりません。
でも、思ったことを言う店長と、言わない店長。考えが伝わってる職場と、伝わってない職場。どっちで働きたいかは、明らかじゃないですか。その差が、じわじわ効いてくるんだと思ってます。
「毎晩書くの、大変じゃないですか?」
大変です(笑)。深夜になっちゃう日も、しょっちゅうあります。
でもね、書くと決めてるから、昼間の出来事を拾うようになるんですよ。メモするから、忘れない。忘れないから、伝えられる。——書くことが先にあって、観察がついてきた感じです。
「で、50本書いて、儲かりました?」
まだです(笑)。正直に言います。
でも、この50本は消えないんですよ。売上は一度きりですけど、書いたものは残って、読み返せて、誰かに届き続ける。——これも、配当金なんだと思ってます。

初めての方へ、まず3本
もしこの記事が初めてでしたら、この3本から読んでもらえたら嬉しいです。
- 丼が返ってくるのは、テストが返ってくるのと同じ — うちの商売の考え方は、だいたいこれです
- 「もう、いいや」と思った日 — いちばん正直に書いた、失敗の話
- 写真は、流れて終わる。歌にしたら、何回も再生された — 思い出は配当金である、という話
51本目からも、書きます
まとめますね。
50本書いて、経営者として変わったことは、つまるところ一個です。
思ったことは、その場で言う。言えなかったことは、夜、ここで言葉にする。
昼の店と、夜のこのブログで、一日が一周するようになりました。いい習慣を持てたなと思ってます。
読んでくださってる方、いつもありがとうございます。51本目からも、現場から書きます。
——さて、明日も店です。のれん、掛けてきます。